ミヤイリガイ発見した宮入慶之助

NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会

2009年02月21日 07:00


このたび宮入慶之助記念館の宮入館長様から
ミヤイリガイを発見した宮入慶之助の
業績をたたえる冊子
「住血吸虫症と宮入慶之助」
宮入慶之助記念誌編纂委員会編
九州大学出版会の寄贈を頂きました。
寄贈していただいた冊子によりますと
人体に寄生して、恐ろしい風土病に至らしめる日本住血吸虫は
ミヤイリガイを発見した宮入慶之助博士(元九州帝国大学名誉教授)は
1865年(慶応元年)に、当時(長野県更級郡西寺尾村)に生まれました。
松代文武学校を経て上京、東京帝国大学で医学を学び、ドイツ留学の後、
衛生学そして寄生虫学へと進み、ミヤイリガイを発見しました。
この発見により日本住血吸虫症を予防することが可能になり、多くの人々の努力の結果、
日本ではこの病気について安全宣言が出されるに至りました。(後略)
松代からは各方面にわたって多くの人材が出ています。
松代藩文武学校は全国に通じる人材を育てた藩校として
改めて見直されています。

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