松代学講座『横田家の歴史から学ぶ』シリーズスタート

NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会

2012年07月22日 15:04

 松代の歴史と文化を学ぶ「松代学講座」
      参加者募集中!

『横田家の歴史から学ぶ』シリーズ 
第1回

横田家の人々が願ったこと
 大審院長・明治大学総長となった横田秀雄、逓信次官・清浦内閣鉄道大臣となった小松謙次郎、
富岡製糸場伝習工女として近代製糸業を支えた和田(旧姓・横田)英、
最高裁判所長官となった横田正俊、労働法の権威者・一橋大学教授の吾妻光俊。
近代日本の法曹・政治・教育の諸分野で活躍した横田家の人々の根底に流れた思いとは・・・。
近代の人々が“生きる”ということに傾けた情熱の一端を探ってみましょう。

講 師  丸山日出夫氏(長野県文化財保護指導委員)
開催日  平成24年7月28日(土)
時 間  午後1時30分~3時30分
会 場  旧樋口家住宅(松代町真田公園 南側)
参加費  500円 高校生以下無料(会員 300円)
申込み  不要(当日直接会場へお出でください。)

「松代学講座」 松代の歴史と文化を学ぶ
第2回  横田九郎左衛門の千曲川開削事業と松代製糸業
 横田九郎左衛門 俊成・・・横田(和田)英、横田秀雄などの伯父。日本各地を周遊し、
松代藩経済の振興には交通の便が重要であると、父甚右衛門と相談、民間の有志とも協力し、
私財からの出費も厭わず、千曲川開鑿で新潟港と直接舟運を行う計画を立て、千曲川の西大滝で
川筋を舟運に適するように工事し、一旦実施するまでに漕ぎつけたが、幕府の方針転換から
舟運による松代藩殖産興業策は中止せざるをえない状態に至る。
講 師  上條 宏之氏(長野県短期大学学長)
開催日  平成24年8月25日(土)
時 間  午後1時30分~3時30分
会 場  旧樋口家住宅
参加費  500円

第3回  「和田 英」が導く「六工社」再建計画
『富岡日記』を書き残した「和田 英」は、明治維新直後の激動の時代を伝習工女として懸命に生き抜いた。
また彼女が蚕糸指導した「六工社」は、民間製糸場の先駆けとして松代復興を支えたが、
現在の跡地には当時の面影は見られず、この貴重な場所がこのまま時間の経過と共に忘れられて行く事は
何としても回避したい。そのため、考証に基づく「六工社」の鳥瞰図と模型を提案する事で、
「六工社」の再建計画の実現を目指す。
講 師  林 正昭氏(六工社研究家)
開催日  平成24年9月29日(土)
時 間  午後1時30分~3時30分
会 場  旧樋口家住宅
参加費  500円

松代歴史散歩   横田家ゆかりの地をめぐる
近代日本の司法界・政界・教育界・産業界に足跡を残した横田家(和田英・横田秀雄・小松謙次郎・
横田俊夫・横田正俊・吾妻光俊・和田誠一)に関わる地を巡りながら、その功績を偲び、
さらにその功績が生まれた背景を探ってみましょう。
開催日  平成24年9月1日(土)
時 間  午前9時~12時
集合場所  松代城
参加費  500円    *ガイドは夢空間会員

お問い合わせ先

松代学講座運営委員会
長野市松代町松代伊勢町577松代まち歩きセンター
NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会内
026-27801277


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