NPO夢空間平成21年度事業計画承認されました。

NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会

2009年06月04日 05:00


文武学校では様々な嗜みごとの会場として使われています。

5月30日NPO夢空間の総会において平成21年度事業計画が承認されました。
NPO夢空間21年度事業計画

松代は歴史的文化遺産の集積した町として全国から注目を集めるように
なってまいりました。そこで当会では今まで積み上げてきた実績を踏まえて
松代に潜在する地域資源を一つ一つ掘り起こして光を当て、磨き上げて全国に発信し
松代の活性化を目指します。登録文化財の登録を進め、お庭の保存活用を図るなど
文化遺産の保存活用に取り組み、松代の町の質を高める取り組みを行ないます。
今年度は特に日本の近代化に足跡を残した人々の発掘に力を入れ、「郷土の偉人を
活かしたまちづくり」を推進します。また、地域に伝わる民話を紙芝居や民話集にして
民話の里づくりを推進します。

1、まち歩き事業の推進
 21年度の松代イヤーやJR東日本のディスティネーションキャンペーンに向けて
 夢空間が蓄積してきた松代の各種「まち歩き」を積極的に提案し普及拡大を図ります。
2、文化遺産保存活用事業の推進
 歴史的建造物所有者との連携を深め、登録文化財の推進を図ります。
 お庭所有者との連携を深め、お庭を愛する会の発足をめざし庭園都市松代の推進を図ります。
 民話を採集し紙芝居や民話集を作成し民話の里作りを推進します。
 歴史まちづくり法の松代適用に向けて研究を深め地域や行政に提言します。
3、研修・セミナーの開催によるまちづくりの推進
  ・松代学講座の開催 郷土の偉人を活かしたまちづくりを推進するために
   松代ゆかりの人物の功績を学ぶ講座を開催します。
  ・シンポジウムの開催
  松代のまちづくりの質を高める為に各地と連携してシンポジウムを開催します。
  ・視察研修受け入れ講師派遣、先進地視察
  各地のまちづくりに学ぶ為に視察研修を積極的に受け入れ講師派遣を行ないます。
  まちづくり先進地域の視察を行ないます。
4、案内処事業の推進
  まちの賑わい創出やまちの縁側づくりを推進するために案内処を推進します。
5、広報出版事業の推進
  活動成果を広める為に広報出版を行ないます。
6、その他の事業の推進
  その他会の目的に沿った事業を推進します。

重点事業
事業名 郷土の偉人を活かしたまちづくりの推進
1、事業目的
かつて「南の高遠、北の松代」と言われたように松代は幕末の先覚者佐久間象山をはじめ、
近代劇女優松井須磨子、童謡作曲家海沼実など社会的に活躍した人物をあまた排出してきた
地域です。しかしながらその多くはあまり知られていません。そこで、江戸後期以降日本の
近代化に貢献した人物を発掘して光を当てて全国に発信し、松代の魅力を高め、
観光集客力を高めて地域振興に貢献します。
2、事業計画
松代に潜在している人物を発掘して全国に発信し集客力を高める為に下記の事業を行ないます。
(1)松代の偉人の功績調査
(2)松代学講座「人物シリーズ」の開催 
  松代ゆかりの人物の功績を学ぶ講座を6回開催
(3)松代の人物功績紹介案内板整備  
 日本の近代化に貢献した人物の功績を紹介した木製案内看板を作成しゆかりの地に5枚設置
(4)松代人物パネルの作製10人分
(5)松代の人物紹介パンフレット・冊子の発刊
(6)人物パネル展の開催
 松代の先人の功績を広く広報し、将来松代偉人館(仮称)の開設に向けてのデーターづくりと機運を高める為に
 人物パネル展を開催します。
(7)人物を活かしたグッツの開発
(8)人物を活かしたまちづくりシンポジウムの開催、
  海沼実生誕100年や佐久間象山生誕200年などが計画されていますが人物を活かしたまちづくりを推進するために
  シンポジウムを開催します。

2、民話の里作りの推進
1、事業目的
 松代は古代から栄えた町であり、地域には多くの民話が伝わっています。
しかしながら年配の方々は知っていても、子育て世代やその子ども達にはあまり伝わっていません。
そこで、民話に関心のある方々の協力を得て地域に伝わる民話を採集しその保存に努めます。
松代地区全体で地域文化の伝承に努め、地域で子どもを育てる環境作りを推進します。
全国に「民話の里松代」を発信し民話の好きな方々を松代に誘客して
「民話散歩」への参加を促進し地域振興、観光振興に努めます。
2、事業計画
(1)民話採集・探訪散策会の開催
(2)民話紙芝居・民話絵本の作成と民話語り部の養成
(3)民話散歩コース開発と民話散策地図の作成





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