火焔の無い不動明王

NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会

2009年06月09日 14:41


不動明王というと周りに火焔がついているが
松代の福徳寺の不動明王は火焔がない。
江戸時代、松代藩初代藩主真田信之が松代を統治するために
まちづくりをした際、東北の忌門の抑えとしてこの寺を配置したそうです。

お城からみるとこの寺から炎があがっているので火事だとおもい
駆けつけてみると不動明王がこの場所に寺が移転して建てられたことを喜んで
火焔を空高く舞いあげたのが火事に見えたことから
藩主に火焔を取りあがられたという伝説が伝わっています。



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